こんにちは!うさぎです。
株式会社yutoriの代表取締役社長、片石貴展(かたいし たかのり)さん。
2020年にForbesの”30 UNDER 30 JAPAN 2020|世界を変える「30歳未満の30人」”に選ばれ、2023年12月27日、東京証券取引所グロース市場へ上場。
国内アパレル企業の経営者の中では、最も若い30歳で株式上場を果たしている凄い人。
若き敏腕経営者の片石貴展さんですが、愛称は「ゆとりくん」
「ハグレモノをツワモノに(Turn Stranger to Stronger)」「若者帝国」を掲げている。
業績とニックネームのギャップがすごい。
というか、硬軟のバランスセンスがすごい。
斜陽産業とも言われるアパレル業界で成長を続ける企業を設立した若者。
一体、どんな環境で育てばこんな凄い人になるのでしょうか??
そしてその資産は・・・!?
どうぞ最後までご覧ください!
片石貴展さんの学歴
出身中学・高校:公文国際学園中等部、高等部
公文国際学園は、横浜市戸塚区にある共学の私立中高一貫校です。
1993年に創設された比較的新しい学校で、「公文」という学校名からも分かるように、朝学習・放課後学習には自分のペースで進められる公文式を導入しています。
特筆すべきは、型にはまった制服・校則がないこと!
敷地内に男女寮があり、日本国内外から個性豊かな生徒が集まっており、探究活動の内容から修学旅行の業者選びなど、生徒が考えて判断する機会がたくさん設けられているそうです。
【教育理念】
「自ら学び、考え、判断し、行動する」生徒を育てる
「自由と自律の精神」を重視する
生徒1人ひとりの可能性を伸ばす
なるほど、自主性を重んじる環境から自由な発想や主体性が育まれたのか!
と、思ったんですが、ご本人は学校にはあまり馴染めなかった様子。
高校時代を振り返ると……好きじゃなかったですね。コンプレックスの強い高校生だったと思います。ひと学年に160人いる神奈川の進学校で、成績がビリから10番目ぐらいだったんですよ。自信のなさの裏返しで、いつもツンツンしてるというか、否定的なコミュニケーションをとってしまっていたかなと。
私服の学校で、みんな大人しめな服を着てる中、僕とまわりの友達だけ、超ハデなカッコをしていて。ワル目立ちして『あいつイタいよね』っていう立ち位置だったかなと思います。古着も、当時は相当マイノリティだったし。尖ってて、『サブカル不良』って感じだったのかな
引用:steenz
学校に馴染めず、高校の頃から古着を求めて原宿に通いつめて、そこで居場所を見つけたようです。
ちょっと遊んでるカッコイイ子。そんな高校生が想像できます。
そして、高校時代に古着情報を綴ったブログで、高校生人気ブロガーになっています。
いやあ、モテ要素しかないですね。もうこの時点でスーパー高校生。
出身大学:明治大学商学部
片石貴展さんは、明治大学商学部を卒業していて、在学中は返還不要の特別給費奨学金を受けていました。
明治大学特別給費奨学金
本学への入学を強く希望し、入学試験の成績が特に優秀な者に「特別給費奨学金」を給付します。この奨学金は返還不要です。
【採用方法】
- 「学部別入学試験」、「全学部統一入学試験」、「大学入学共通テスト利用入学試験」の合格者から行われる
- 申請は不要で、入学試験成績優秀者から順次採用される
- 採用となった者は、合格発表時にUCARO上で採用通知が表示され、合格証にも採用の旨が印字される
【給付の廃止条件】
- 各学部で設定した資格継続基準を満たさなかった場合は給付が廃止される
- 採用年度内(3月31日も含む)に休学、退学、除籍となった場合、学校処分を受けた場合は、規定により奨学生の資格を取消し、奨学金の返還を請求される
明治大学は、申請せずとも優秀な学生には勝手に(?)奨学金生として授業料相当額を負担してくれるのですね。
要は、成績優秀者ってことです。それも明治大学の。
高校の時のエピソードとして「ビリから10番目」と話していますが、もしそれが本当だとしたら
本気出せばすごいってやつでしょうか。
大学時代は、アカペラサークルに所属。自身も所属するアカペラグループをプロデュースして、卒業時にはライブハウスで600人を集めるイベントを行いました。
600人とは相当なものですが、当時SNS上ではかなり人気者だったそう。
高校生でも大学生でもSNSを駆使して人を集めています。これも今につながりますね。
高校・大学のエピソードから既に、今の「ゆとりくん」までバッチリつながっているのが見えます。
エピソードが凄すぎて、漫画かなってちょっと思った。
家族はどんな人?
片石さんの家族構成などはわかりませんでしたが、お父さんは会社経営をされている方のようです。
インタビューでもお父さんについては多く語っています。
おしゃれでファンキーな父の影響で、幼少期から音楽やファッションに自然と興味を持った
Q メンターはいますか?
A 父とZOZO創業メンバーである武藤さん。
お父さんから受けた影響の大きさが感じられます。
サラリーマン家庭では、若くして企業という発想になかなか至らないかもしれませんからね。
自宅はどこ?
元々の出身は神奈川県ですが、現在は下北沢にお住まいです。
いくつかのメディア出演時に片石さんの自宅でインタビューを受けていました。
サブカルや古着など若者文化が溢れるシモキタ。やっぱり古着ですか!
ここでも一貫して「好き」を追いかけている感じがします。
同居人は猫ちゃん!
資産がすごい
今や上場企業の代表取締役社長となった片石貴展さん。
個人資産は当然のことながら公開されていませんが、その凄さは株式会社yutoriの保有株式の評価額から推測できます。
2024年3月時点での情報によれば、片石さんはyutoriの株式を1,275千株(発行済株式の27.16%)保有しており、その評価額は約36億円とされています。
片石さんが代表を務める資産管理会社のpoolもyutoriの株式を444千株(9.46%)保有しており、評価額は約12億円とされています。
これらを合計すると、片石さんが保有するyutori株式の評価額だけでなんと約48億円!!
30歳ですよ!?成功するのに年齢は関係ないんですけど、それでも言わずにいられない。凄い!
まとめ
若き経営者、片石貴展さんについて調べてみました。
- 校則のない中高一貫校の出身
- 高校時代は勉強せず、古着屋巡り
- 明治大学の入学試験で成績優秀者
- 大学サークルでSNSを使ってバンドをプロデュース
- 会社経営をする父親がメンター
- 自宅は下北沢で猫と住む
- 上場した会社の保有株式評価額だけでも約48億の資産
これほど過去のエピソードが今につながっている人も珍しいかもしれません。
一貫して「好き」を大事にして追いかけてきた人だなあ、というのが調べた感想です。
もちろん「好き」だけではダメで、考えを実現させる能力を兼ね備えていて、壁を乗り越えて実現させるガソリンが「好き」の熱量なのでしょう。
孔子の「知之者不如好之者、好之者不如樂之者(努力する者は楽しむ者には勝てない)」を体現している方だなーと思いました。
こういう面白い人がたくさん出てくるといいですね!
片石貴展さんが4月3日(木)よる11:06からのカンブリア宮殿に出演されます。
どんな話が聞けるのか、今からワクワクしています!
最後までお読みくださりありがとうございました!
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