大関はワンカップだけじゃない!叩くと凍る?フルーツ酒?可愛い映える日本酒がたくさん!【カンブリア宮殿】

芸能ニュース

2025年9月4日放送のテレビ東京系「カンブリア宮殿」に、大関株式会社社長・長部訓子(おさべ くにこ)さんが登場します。
大関といえば「ワンカップ大関」で有名な老舗日本酒メーカー。しかし番組では、定番商品だけでは語りつくせない大関の挑戦と、新たな日本酒の未来戦略が紹介されます。

「叩くと凍るワンカップ」や「映える可愛いボトルのフルーツ酒」など、これまでの日本酒のイメージを覆すようなユニークな商品を次々に生み出す大関。

大関株式会社のウェブサイトをみると、是非試してみたい面白い商品がたくさんあったのでご紹介します!

この記事では、大関酒造の歴史的な強みから、新商品「叩くと凍るワンカップ」やフルーツリキュールまで、幅広い魅力を紹介します。

日本酒の未来を切り拓こうとする大関の挑戦を、一緒に見ていきましょう。

「ワンカップ」大衆に愛される「定番」の強さ

「ワンカップ大関」は1964年に誕生し、日本酒業界に革命を起こしました。
当時の日本酒といえば、一升瓶を買って家で飲むスタイルが一般的。しかしワンカップは 持ち歩ける・その場で飲める・保存もできる という画期的な商品でした。

新幹線の車内や公園、イベント会場など、どこでも手軽に楽しめる日本酒として、瞬く間に広まりました。
“気取らずに楽しめる庶民のお酒”という位置づけで、多くの人の心を掴み続けています。

今でもスーパーやコンビニの定番商品として並んでおり、長年のファンにとっては「やっぱり日本酒といえばこれ」という安心感があります。
大関のブランドを支えてきたのは、まさにこの 大衆に愛される定番力 なのです。

可愛い映える・若年層に人気の製品ラインナップ

しかし、大関の魅力は「ワンカップ」だけではありません。
近年は「日本酒は渋い」「年配の人向け」という固定観念を打ち破るため、若い世代や女性をターゲットにした商品を積極的に展開しています。

1. ワンカップミニ Light(100 ml・アルコール8%)

  • 特徴:カップ酒シェアNo.1の「ワンカップ®」から登場した、飲みきりサイズの低アルコール純米酒。アルコール度は控えめ8%ながら、しっかりとした旨みを楽しめます。精米歩合78%の純米酒で、やや甘口。気軽に楽しみたい方に◎です。
  • ポイント:軽やかな飲み口と小容量で、健康志向や軽く一杯を楽しみたい若年層にぴったり。

2. 上撰ワンカップ(大相撲ラベル)

  • 特徴:2025年2月より数量限定で発売された大相撲とのコラボカップ酒。力士の魅力をラベルに託し、「推し力士に酔いしれる」楽しさを提案しています。
  • ポイント:コレクション性もあり、若者や相撲ファン間で話題に。エンタメ的な楽しみがプラス。

3. コラボ・デザイン展開(インスタグラムなど)

  • 施策例:「ワンカップFUNセット」は、ボトルに貼って写真映えするシール付きで、SNS映えや自撮り文化に対応。Instagramでのキャンペーンも開催し、30代を中心に新たな層へアプローチ。
  • その他:人気イラストレーターたなかみさき氏のレトロでかわいいラベル作品や、インスタライブ「One Night, One Cup」など、若年層交流を促す活動も展開。
  • ポイント:伝統的な商品をポップで親しみやすくし、新しい顧客との接点を創出。

4. 「純米にごり酒 夢見るひつじ」

  • 特徴:ひつじのかわいいイラストがパッケージを飾る、20~40代女性ライトユーザー向けのにごり酒。日本酒度-33と非常に甘口、アルコール度11%で飲みやすさが魅力。
  • ポイント:癒し・かわいさ重視のパッケージで“ジャケ買い”したくなる魅力があり、若い女性に好まれる設計。

5. ワンカップ® 大関アイス(SAKEICEコラボ)

  • 特徴:日本酒を使ったアイスクリームブランド「SAKEICE」とのコラボ商品で、大関の味を再現したアルコール約4%の大人向けアイス。カップ酒の新たな楽しみ方として話題に。
  • ポイント:日本酒を固形のスイーツ仕立てにすることで、新しい体験として若年層の興味を刺激。

6. BOUQUET OF HERBS(ハーブリキュール/クラウドファンディング)

  • 特徴:大関らしからぬ“ハーブ漬けのおしゃれなお酒”を目指し、女性社員が開発。プロジェクトはクラウドファンディングで資金調達し、見た目にも楽しめるチャーム付きで、“飾る楽しさ”も追求。2022年以降の一般販売を予定。
  • ポイント:酒としてだけでなく、生活に彩りを加える新発想。ライフスタイル提案型の商品。

7. フルーツリキュールシリーズ

  • レモンや桃、ゆずなどの果実を使ったリキュールは、甘酸っぱくて飲みやすく、カクテル感覚で楽しめます。
  • 数量限定でレモンや日向夏などもあり、今後も様々なフルーツで限定商品が発売されるかもしれません。
  • 300mlと気軽に試せるサイズがうれしい!

さらに、低アルコールの日本酒やスパークリングタイプも発売され、「日本酒=度数が高くて飲みにくい」という壁を取り払う工夫がなされています。

従来の日本酒ファンだけでなく、 “日本酒デビュー層”をいかに増やすか を重視した商品戦略といえるでしょう。

叩くと凍るワンカップ?

番組では、「叩くと凍るワンカップ」が紹介されるようです。

調べてみましたが、発売されているとは確認できませんでしたので、試作段階かもしれません。

従来の「ただ飲む」だけではない、 “体験型のお酒” という新しい楽しみ方を提案しているのが特徴です。

日本酒業界でも珍しいアプローチであり、大関の革新性を象徴する商品といえるでしょう。

大関酒造が仕掛ける新たな戦略とは?

大関の挑戦は、単なる商品開発にとどまりません。
300年以上続く老舗酒蔵でありながら、時代に合わせて柔軟に進化しているのです。

  • 国内市場の若年層開拓
    日本酒離れが進む中、手に取りやすい価格帯・おしゃれなデザイン・飲みやすい味わいを重視。
  • 海外市場の拡大
    海外では日本食ブームを背景に日本酒人気が高まっており、輸出を積極的に強化。ワンカップも“Cool Japan”として注目されています。
  • 飲み方提案の多様化
    ロックやソーダ割り、冷凍スタイルなど、固定化された飲み方から解放し、「自由に楽しむ日本酒文化」を広げています。

これらの戦略は、大関単独の取り組みにとどまらず、日本酒業界全体のイメージチェンジにつながるものです。

300年企業が描く日本酒の未来

1711年創業の大関は、300年以上の歴史を持つ老舗中の老舗。

長い歴史の中で、時代の変化に合わせて柔軟に進化し続けてきました。

現在の長部社長は女性経営者としても注目されており、伝統を守りながらも新しい感性を取り入れた経営スタイルが評価されています。

老舗でありながら、「変化を恐れず挑戦する」という姿勢こそが、大関の真の強さといえるでしょう。

大関が描く未来は、日本酒をもっとカジュアルに、もっと自由に楽しめる社会。

そして、世界中の人々に「日本酒って面白い!」と思ってもらえるような文化の広がりです。

まとめ

「ワンカップ大関」だけでは語りきれない、大関酒造の多彩な魅力。
定番の強さを守りつつ、映える商品や“叩くと凍る”ユニークなお酒で新しい市場を開拓する姿は、多くの人に驚きとワクワクを届けています。

カンブリア宮殿で放送される長部社長の言葉を通じて、300年企業の未来戦略と日本酒文化の新たな可能性を、ぜひ感じ取ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました