こんにちは!うさぎです。
日本を代表する伝統芸能・歌舞伎で注目を集めている尾上眞秀(おのえまほろ)さんについてまとめていきます。
尾上眞秀さん、とても整ったお顔だちで可愛らしいですね。
歌舞伎役者さんは、歌舞伎の家に生まれていることが多いようです。
尾上眞秀さんのお母さんが女優の寺島しのぶさんであることは有名ですね。
お父さんや国籍、通っている学校などが気になって調べたところ、尾上眞秀さんが色々な意味でものすごい人であることがわかりました。
お顔が可愛いだけじゃないんです。
少しでも気になる方は是非最後までご覧ください。

尾上眞秀の両親は?
尾上眞秀の父はフランス人アートディレクター
まほろさんのお父さんはローラン・グナシアさんです。
ローラン・グナシアさんは、東京を拠点とするクリエイティブスタジオLa Boiteを主催しているアートディレクターです。
スタジオLa Boiteは、ファッションブランド、アート、映画、国際慈善団体などの展示会から豪華なパーティーまで、想像力に富んだ文化的イベントを手掛けています。
尾上眞秀の母は女優の寺島しのぶ
まほろさんのお母さんの寺島しのぶさんは、実力派女優として多くの作品に出演されています。
寺島しのぶさんのお父さんは七代目尾上菊五郎、お母さんは女優の富司純子さんという、梨園のお嬢様です。
それにも関わらず、女優活動の初期には反対するお母さんを振り切って大胆なヌードシーンを演じ、第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を始め、日本国内外で10以上の映画賞を受賞しました。
強い女性を演じることが多いイメージですが、実際の寺島しのぶさんも相当強い女性であることがわかります。
今はご自身の仕事を極力抑えて、まほろさんに役者に必要な稽古を身につけさせるため付き添い、奮闘しておられるようです。
ご両親とも芸術に携わる職業で、お母さんは梨園のお嬢様。
早くから歌舞伎役者を目指すのも納得ですね。
ちなみに、尾上眞秀さんは日本語・フランス語・英語の三か国語を話すそうです。
お父さんとはフランス語、お母さんとは日本語で話し、お母さんとお父さんは英語で会話しているなんともグローバルなご家庭です!
尾上眞秀の国籍は?
フランスと日本の二重国籍
尾上眞秀を襲名した時点では、国籍はフランスと日本の二重国籍のようです。
フランスは二重国国籍を認めています。
一方で日本では、日本の国籍と外国の国籍を有する人(重国籍者)は、二十歳までにいずれかの国籍を選択する必要がある、と国籍法で定められています。
期限を超えて日本の国籍を選択していない人には国から催告を受ける可能性があり、催告を受けても国籍の選択をしなかった場合には、日本国籍が剝奪されるとのことです。
とはいえ実際には、二十歳を超えても国籍の選択をせず重国籍のままという人も少なからずいます。
重国籍のまま放置するのは割とよくあることで、あまり重く捉えられていないようです。
ですが、有名人ともなると世間の関心も大きく、違反が明らかになった時に受けるダメージが大きすぎます。
なので、まほろさんは20歳までにどちらかの国籍を選択しなければなりません。
日本で生まれ育ち、幼いうちから日本の伝統芸能・歌舞伎の役者になることを決心した尾上眞秀さん。
順当にいくと日本国籍を選択することになるのでしょうか。
もしかしたら、20歳を待たずに日本国籍を選択するかもしれませんね。
ふと疑問に思ったのですが、伝統や仕来りに厳しい歌舞伎界ですが、日本国籍でない場合には何か問題があるのでしょうか。
スポーツは国代表になるときに国籍が重要ですが、歌舞伎は芸の世界なので・・・どうでしょうね?
ハーフで歌舞伎役者?
ハーフの歌舞伎俳優には、十五代目市村羽左衛門という前例があります。
明治時代に活躍されたフランス系アメリカ人を父親に持つ歌舞伎役者さんで、そのあまりの美貌から「花の橘屋」と呼ばれたそう。
ただ、十五代目市村羽左衛門の死後に、彼の本を書いた小説家によって生い立ちが明らかにされたそうで、歌舞伎役者として活躍していた時には父親が外国人であることは公表されていなかったようです。
まほろさんは、長い歌舞伎の歴史のなかで実質二人目の、公式には初めてのハーフということになりますね。
尾上眞秀は名跡を継ぐ?
歌舞伎の世界は男系男子が技を継承していくのが伝統です。
そして、歌舞伎には「名跡」と呼ばれる、代々受け継がれる役者の名や地位があります。
「何代目誰々を襲名」というニュースを見ると大体親子ですね。
まほろさんは女系男子。
母方のお爺さんが、人間国宝の七代目 尾上菊五郎。
母方の叔父さんが八代目 尾上菊五郎を襲名しています。
この流れだと、いずれ八代目の息子さん(六代目菊之助、まほろさんのいとこ)が九代目菊五郎を襲名することになるでしょう。
人間国宝のお孫さんという由緒正しいお家柄ではありますが、女系男子ということで、通常であれば名跡を継ぐことは難しいと考えられています。
しかし、まほろさんがわずか3歳の時に、お爺さんの国宝 七代目尾上菊五郎が、音羽屋の大名跡である「梅幸」をまほろさんに継がせようか、と発言して歌舞伎界が激震したというニュースがありました。
「梅幸」とは、「菊五郎」よりも格が高い名跡らしいです。
息子(寺島しのぶさんの弟)に菊五郎を襲名させたら、七代目(寺島しのぶさんのお父さん)は「梅幸」を襲名するのではないかと言われていたのですが・・・
八代目が襲名した後も、七代目菊五郎を名乗り続けています。
外国の血を受け継いだ女系男子が名跡を継ぐことで、歌舞伎界も大きな変革の時期を迎えるかもしれませんね。
しかし、3歳で大名跡を継がせる話が出るとは。
まほろさんが背負っているものがいかに大きいか・・・震えます。
尾上眞秀の年齢は?
まほろさんの生年月日は、2012年9月11日。
2025年5月現在で、まだ12歳。
先日小学校を卒業して中学に上がったばかりです!
しかし、まほろさんは5歳の時に「徹子の部屋」にお母さんの寺島しのぶさんと一緒に出演。2022年にもお母さんと再度出演。(いずれも本名の寺島眞秀として出演)
2023年には尾上眞秀を襲名した後に「徹子の部屋」に単独出演。
それ以外にも、フランスで子供服のファッションショーに出たり、日本の映画やドラマで子役を務めたりもしています。
お母さんの寺島しのぶさんは、まほろさんが言葉を覚えるよりも早く歌舞伎の舞台映像を見せ始め、2歳になるころには日舞を習わせています。
八代目菊五郎の長男(つまり、まほろさんの従兄)よりも多く実家に行き、七代目菊五郎さんに稽古をつけてもらうなど、幼いころから本格的に歌舞伎役者になることを見据えた生活を送っているのです。
モデルも子役も、歌舞伎役者になるための経験といったところでしょうか。
知れば知るほど、12歳にして大変な経歴をお持ちだとわかりました。
尾上眞秀の通う学校はどこ?
歌舞伎界では、青山学院が御用達の学校のようです。
まほろさんも幼稚園までは青山学院幼稚園に通っていたようですが、小学校受験して最難関学校に受かっています。
その学校とは、慶應義塾幼稚舎だと言われています。
言わずと知れた慶応義塾大学の付属校で、「お受験の東大」とも言われ、親が有名人だからというだけで受かるところではありません。
歌舞伎のお稽古や舞台に相当時間を取られるでしょう。
御用達の学校に行く方が、学校も本人も色々とやりやすいことも多いはずです。
そこを敢えて、慶応幼稚舎とは・・・
勉強も厳しいので、今後は学業と役者業との両立が大変ですね。
周囲の期待の大きさもすごいですが、それに応えることができる度量を持ったまほろさん。
考えるだけで凄すぎる12歳です。
今夜はナゾトレに出演
尾上眞秀さんが、歌舞伎界でも今大人気の尾上右近さんと一緒に「今夜はナゾトレ」に出演。
VTRで歌舞伎座の現場を解説しながら、その裏側に迫るという贅沢な内容になっています。
尾上右近さんは、歌舞伎の舞台で活躍する清元の浄瑠璃方、六代目延寿太夫の息子さん。
まほろさんと血縁はありませんが、どちらも美男子!
そして、お二人には歌舞伎俳優の男系男子(いわゆる御曹司)でない、という共通点があります。
歌舞伎界には、家柄や男子継承など、厳しいしきたりがあります。
ですが、このお二人のように見目麗しい役者さんは新しいファンを魅了します。
歌舞伎界が伝統芸能を守るためにしきたりが厳しいのも理解できますが、観る側には正直なところ女系男子とか、一般の家の出身とか、あんまり関係ないんですよね。
美形で話題性たっぷりのまほろさんは、歌舞伎ファンのすそ野を広げてくれるのではないでしょうか。
大人になったころには、当代きっての美男歌舞伎役者と言われるのではないかと今から楽しみです!
最後までお読みくださりありがとうございました!
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