こんにちは!うさぎです。
2025年6月29日に放送される『情熱大陸』に絵本作家の柴田ケイコさんが出演されます。
大ヒットした絵本『パンどろぼう』シリーズは、令和で最も売れている児童書で、ファンの方も多いと思います。
柴田ケイコさんの絵本は、食べ物や動物たちが織りなすシュールな世界と温かみのある画風が特徴ですね。
番組では絵本創作の裏側に密着取材。
そこでは、柴田ケイコさんが実際にアトリエで作画している場面も。
この素敵なアトリエの場所はどこなのか、どんな画材を使っているのか、知りたくて調べてみました。
気になる方は是非最後までご覧ください。
柴田ケイコの経歴
・名前: 柴田ケイコ(しばた けいこ)
・生年月日: 1973年7月9日
・年齢: 51歳
・出身地: 高知県高知市
学歴
・出身高校: 高知県立小津高校
・出身大学: 奈良芸術短大美術科ビジュアルデザインコース 卒業
小さい時は外で遊ぶのが大好きな子だったそうですが、絵を描いて賞をもらったことで目覚めたそうです。
高校では野球部のマネージャーもしながら、絵も沢山描いていたようです。
好きなことしかやらない性格。
自分ではできることが絵を描くことしかないと思っていたところ、イラストレーターという職業があることを知り、芸術系の学校へ。
主な作品:
『めがねこ』
『おいしそうなしろくま』
『パンどろぼう』シリーズ
『パンダのおさじ』
受賞歴:
2009年 第10回ノート展準大賞
2018年 「あま~い しろくま」 けんぶち絵本の館びばからす賞
2020年 「パンどろぼう」第11回リブロ絵本大賞、第1回TSUTAYAえほん大賞
大学卒業後は、印刷会社でグラフィックデザインの仕事をしながら
イラストだけ描いていたいなと思うようになったそう。
29歳でイラストレーターとして独立。しばらくはアルバイトをしながらの生活だったようです。
2016年に「めがねこ」で絵本作家としてデビュー。
きっかけは、ご長男が3歳のころ、弱視でめがねを掛けることになったこと。
眼科にめがねの絵本がなくて、子供がめがねを掛けることが嫌にならないよう絵本を描きたいと思ったそうです。
元々、絵本作家になりたかったわけではなく、「めがねこ」を一冊作れればいいと思っていた柴田ケイコさん。
当時は、今のような人気の絵本作家になるとは思ってもいなかったでしょう。
柴田ケイコのアトリエはどこにある?
番組中にも映っていた柴田ケイコさんのアトリエは高知県にあります。
株式会社柴田ケイコillustrationという会社を立ち上げていて、オフィス兼アトリエとして使用されているようです。
まわりには家も少なくて、畑ばっかりの場所。
もっと田舎でもいいと思ったそうですが、街に出るのに1時間ぐらいでは行きたいと思っでこの場所にしたそうです。
車もほとんど通らない静かな環境が創作活動に良い影響を与えています。
株式会社柴田ケイコillustration
高知県高知市春野町弘岡下1382番地7
また、株式会社柴田ケイコillustrationのウェブサイトには、柴田ケイコさんのイラストが描かれたグッズを買える「しばた商店」があります。
絵本以外でもグッズが購入できるのは嬉しいですね。
心をぐっとつかまれる可愛いイラストがいっぱいです!
柴田ケイコが使っている画材は?
柴田ケイコさんの描く絵には、見るだけでそのキャラクターの性格が感じ取れるような魅力があります。
またイラスト一つとってもストーリーが見えてくるような。
温かみのある作風は何を使って描かれているのでしょうか。
色々なところでインタビューに答えておられますが、画材は主に「オイルパステル」だそうで、その上から絵具を塗ることもあるそうです。
オイルパステルを使うのは、気軽に塗れることと、伸びが良いことが理由とおっしゃっています。
ここに落ち着くまでは、試行錯誤をしている時期が長く、最初は筆を使うのも苦手だったそう。
筆は長さがある分距離ができてしまうけれど、直接描けるクレヨンや色鉛筆で書いてなら描けると思ったそうです。
絵本を書き始めてから筆も使うようになったんだとか。
オイルパステルは違う色同士がこすれ合って、先が汚れたりするのですが、その汚れは敢えてふき取ったりしないで、その汚れさえも紙面に塗りたくり、模様として活用してしまうそうです。
そういった工夫で平面的でない生きたキャラクターが描かれているのですね。
まとめ
- 柴田ケイコさんは高知県出身・在住の絵本作家・イラストレーター
- 息子さんがめがねを掛けることになったことをきっかけに絵本を書き始めた
- オフィス兼アトリエの場所のまわりは畑ばかりで静かな場所
- 使用している画材は、主にオイルパステル。その上に絵具を塗ることも。
- オイルパステルの色が混ざった部分を使うことで独特の風合いあるイラストになっている
いかがでしたか?
柴田ケイコさんの絵本の世界の裏側がちょっと見えてきましたでしょうか。
これからもどんな新しい絵本を描いてくれるか楽しみです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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