2025年5月29日に放送の『この世界は1ダフル』で、小室哲哉さんの神曲ランキングが放送されます。
90年代のJ-POPブームを牽引した小室哲哉さん。
ミリオンヒットを連発し、日本のオリコンチャートを席巻しました。
膨大なヒット曲で、熱狂的なファンでなくとも、この時代を過ごした方は絶対に思い出とリンクしているはず。
Jポップを語る上で外せない90年代の楽曲たち。
若い世代には、古くて新しい感覚で新鮮な出会いになるはずです。
そんな全世代にとって、神曲ベスト20は、聴きたい曲・聴いてほしい曲の指標になるので残しておきたいと思いました。
これは見逃せない!
そして、やっぱり一位はあの人のあの曲!
よろしければ最後までご覧くださいね!
小室哲哉の楽曲の魅力
小室哲哉さんは、プロデュースとセルフプロデュースを両方成功させています。
テクノポップとJポップを融合した、いわゆるTKサウンドと言われる特徴的なものです。
機械的なのに情緒的、新しいのにどこか懐かしい、そんな音楽がTKサウンドの魅力です。
そして、小室哲哉さんの楽曲は、当時の時代背景と密接にリンクしているのです。
1990年代前半は、まだバブル気分が残る浮かれモード。
当時ジュリアナやパラパラなどの「ディスコ」カルチャーがブームでした。
ヒット曲はテンポの速いダンスメドレー:
「EZ DO DANCE」(TRF/1993年)
「BOY MEETS GIRL」(TRF/1994年)
1990年代中盤~後半は、バブル崩壊後の景気後退が如実に。
就職氷河期と言われる時期で、社会や若者に不安が広がりました。
ヒット曲は感情に訴えかけるドラマティックなバラード:
「I’m proud」(華原朋美/1996年)
「DEPARTURES」(globe/1996年)
「CAN YOU CELEBRATE?」(安室奈美恵/1997年)
いかがでしょう。
一時代を築いたTKサウンドですが、社会情勢をうまく掴んでヒットを連発したことがよくわかります。
小室哲哉さんは時代を俯瞰していたのでしょうね・・・
1990年代後半あたりからITやデジタル化が進み、音楽の好みも細分化されて、大ヒット生まれにくくなりました。
共感を呼ぶ「TKサウンド」で皆で盛り上がる時代から、個々が好きなものを好きなように聴く時代に変わっていきました。
時代が変わっても、名曲たちは今でもグッとくるものがありますね。
小室哲哉の名曲 売上とSNS再生回数
1990年代のヒット曲ですが、実は現代のストリーミングサービスでも人気です。
調べてみたらびっくりするような再生回数でした。(数字は2025年5月時点で概算です)
曲名 | アーティスト | 発売年 | Spotify再生回数 | YouTube再生回数 | CD売上枚数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
CAN YOU CELEBRATE? | 安室奈美恵 | 1997年 | 約1,500万回 | 約3,000万回 | 約229.6万枚 |
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DEPARTURES | globe | 1996年 | 約1,000万回 | 約2,500万回 | 約228.8万枚 |
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I’m proud | 華原朋美 | 1996年 | 約800万回 | 約2,000万回 | 約139.0万枚 |
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BOY MEETS GIRL | TRF | 1994年 | 約700万回 | 約1,800万回 | 約128.5万枚 |
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Feel Like dance | globe | 1995年 | 約1,200万回 | 約1,500万回 | 約95.2万枚 |
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あむろちゃんがぶっちぎりですね。
面白いのが、当時のCD売上順位と、現代のストリーミング人気がほぼ重なっていること。
これは、時代を超えた名曲の証明と言ってよいのではないでしょうか。
1万人が選んだ神曲ランキング
1位:「CAN YOU CELEBRATE?」/安室奈美恵
1997年リリース
2位:「I’m proud」/華原朋美
1996年リリース
3位:「DEPARTURES」/globe
1996年リリース
4位:「恋しさと せつなさと 心強さと」/篠原涼子 with t.komuro
1994年リリース
5位:「EZ DO DANCE」/TRF
1993年リリース
神曲ランキングにも納得~!
ストリーミングの再生回数のランキングとちょっと違うのも面白いです。
小室哲哉 神曲まとめ
1990年代をTKサウンド一色に染めた小室哲哉さん。
一万人が選んだ神曲でベスト1を飾ったのは、安室奈美恵さんの『CAN YOU CELEBRATE?』でした。
現在も聴かれるその魅力の理由は、新しさと懐かしさの融合が人の心をつかむのだと思います。
いかがでしたか?
最後までお読みくださりありがとうございました!
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