こんにちは!うさぎです。
2025年7月8日放送の日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」で、俳優・河相我聞さんが体験した「マンション隣人トラブル」が紹介されました。
河相我聞さんといえば、1990年代から数々のドラマや映画に出演し、2児を育てるシングルファーザーで子育て日記が出版されるなどして注目されている俳優です。
河相我聞さんが、なぜか事務所として使っただけのマンションで“騒音問題”の加害者扱いをされ、さらに送り主不明の「警告文」を何度も受け取るという恐怖の体験。
その目的は何だったのか、送り主は一体誰だったのか…。
この記事では、河相我聞さんが自身のブログなどで過去に明かしていた内容や、仰天ニュースで紹介された情報をもとに、騒音問題の発端から結末まで、詳しく解説します。
河相我聞が遭遇した「騒音問題」の発端
当時、河相さんはそのマンションに住んでいたわけではなく、仕事用の「事務所」として日中だけ利用していました。
夜間に騒いだり、家族が生活していたわけではありません。
ところが、ある日マンションのポストに、一通の「警告文」が入れられていました。
その内容は、次のようなものでした。
謎の「警告文」の全文
河相我聞さんのブログに警告文のスクリーンショットが掲載してありました。
以下が全文です。
303号室入居者様
(管理会社)
〇〇株式会社
不動産管理部騒音軽減へのご協力について(お願い)
平素は、当マンションの管理にご協力いただき誠にありがとうございます。
さて、標記の件、以前にも通知させて頂きましたが、当マンションのご入居者様の方々から騒音等に関して再三苦情が出ております。
当マンションはコンクリート構造ですので洗濯機、テレビや音楽などの音はある程度は騒音になりませんが、戸締まり、部屋の中や階段登り降りの足音、 掃除機、ローラー音、などの振動音は両戸へ伝わりやすい構造になっております。
昼間でもお休みの方もいらっしゃるので上記の行動に関してはトラブルの原因となりますので十分注意して下さい。周りの人に大変な迷惑をかけております、 騒音や振動にご注意ください。
身に覚えのある方はご注意願います!
アパートは戸建て住宅と異なり様々な方が暮らす場です。ほかの方への最低限の配慮を御願いします。共同生活でありますので、お互いがマナーを守り、 住みやすい環境を保っていただけますようご協力をお願いいたします。
ご協力をお願いいたします。
引用元:かあいがもん「お父さんの日記」
一見すると、管理事務所がマンション住人に宛てて作成したお知らせのような文章です。
最初は自分事としてとらえていなかった河相我聞さんでした。
しかし、2通目が投函されます。
「昼間でもお休みの・・・」とあるため、河相我聞さんは掃除機をかけるのをやめ、フローリングワイパーやカーペットに「コロコロ」をかけるのも慎重にするようにしました。
しかし、この後も同じ手紙を受け取ることになります。
そして気づいたのが「303号室入居者様」と書いてあること。
ピンポイントで自分に宛てた警告文だったわけです。
ここで、管理会社に初めて確認した河相我聞さん。
しかし、管理会社はそのような通知は出していないし、苦情も聞いているとのこと。
つまり、誰かが「管理会社を装って」警告文を書き、河相さんに送り付けていたのです。
警告文の送り主は誰だったのか?
警告文はマンションの玄関ドアの郵便受けにいつも投函されていました。
マンションの入り口にも郵便受けがあるため、通常の郵便物はそちらに入ります。
一度、警告文が投函された際に、すぐにドアを開けてみたものの姿は見えず、階段を下りていく音が聞こえたそうです。
ただし、すぐに音は消えて、マンションの外に出る人も見当たらなかった。
とすると、マンション内の、それも階下に住む誰か・・・?
文面には「身に覚えのある方はご注意願います」という一文があり、はっきりと名前は書いていないものの、明らかに河相さんに向けられた内容でした。
しかし、パソコン作業をする事務所としてしか利用していないため生活音もほとんどないはず。
気を使って掃除機さえかけられなくなってしまった河相我聞さん。
誰が警告文を出したのか特定できないまま、精神的に追い詰められていきました。
警告文の送り主の目的は?
結局、退去することを決めた河相我聞さん。
賃貸物件だったのでそれで済んでよかったのですが、それで引っ越しや新しい部屋を借りるための労力やお金はかかります。
しかし、自分が引っ越しして済むなら事を大きくしたくないと思ったようです。
何よりも管理会社を装って偽の手紙を作るような人なので、刺激するのが怖い・・・
そして、引っ越しの際中に、台所のシンクの下に古びた紙を見つけます。
あの警告文。
河相我聞さんの前の入居者も受け取っていたんですね。
管理会社を装った送り主は何を目的としていたのでしょうか?
考えられるのは、病的な神経質さ?ただの嫌がらせ?憂さ晴らし?
いずれにしても怖くてとても生活できないと思います。
マンションでの隣人トラブルの怖さ
集合住宅に暮らしていると、音の問題はつきものです。
日本人は常識的な人が多いので、その認識は当然あります。
そして、もし「うるさい」と言われれば、その後は更に気を付けて生活するでしょう。
しかし、気を付けているにも関わらず、注意され続けたら、何をどう気を付けて良いのかわからず、精神的に追い詰められることになります。
それも今回は管理会社を装うといった「普通でない」感覚の持ち主。
隣近所に誰が住んでいるか知らないのが普通の現代。
隣の人がサイコパスだった、というのがドラマだけでないかもしれないのです。
まとめ
河相我聞さんが体験したマンションでの隣人トラブルは、送り主が管理会社を装ってまで匿名で送り付けた「警告文」によって、精神的に追い詰められるものでした。
最後まで送り主は特定できませんでしたが、この出来事は集合住宅に潜む恐怖の典型例だといえるでしょう。
誰か全く知らない人と壁や床一枚を隔てて暮らしている、という事実。
最低限、近隣の人とは、顔を合わしたら挨拶するぐらいの仲になっておくのが理想でしょうね。
といっても、それを煩わしいと思う方もおられるので強制はできないし・・・難しいところですね。
色々と考えさせられるニュースでした。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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